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  • 執筆者の写真日ノ出茶屋 

石川県輪島市炊き出し報告




4月14日㈰石川県輪島市内


地域生活支援ウミュードゥソラさん又近隣住民 100食+夕食分少々

鴻巣小学校(避難所) 50食


合計150食の炊き出し


又事前にヒヤリングを行い直近で必要な物資


お茶類、野菜等をお届けして参りました。





炊き出しメニューは

■日ノ出茶屋の穴子丼

■韓国焼肉酒場ニコさん 牛ハラミ丼

■野菜たっぷりひじきの煮物

■セコカニのお味噌汁



どこまで高速道路が使えるか分からない状態でしたが片道約10時間ほどで到着する事ができました。※休憩はトータル1時間ほど


石川県輪島市市内に入ると黒く鋪装されたばかりの道路、脇には崩壊した家、崩れかけで立ち入り禁止の家、真横に横たわっているビル等、まだ災害に見舞われた方が埋まってしまっているであろうところがいくつもありました。



炊き出しの際に出来るだけ多く現地の方の今の現状が必要と考え色々お話を聞きて参りました。


・やはり多くの方が無くなっていてまだまだ心のケアが必要な方が多い。


・排水は機能していなく水回りが使えない家も多い。

  自分達がお伺いした施設内は大丈夫なようでキッチン周りトイレは使えてるようでしたが外に仮設トイレが設けてあり近隣の方が誰でも使える状態でした。


・やっと流通が戻って来ていてオープンするお店も出てきた。

  事前のヒヤリングの際にコップに移さなくて良い500ミリのペットボトルや保存の効く粉タイプの珈琲等が欲しい、種類は問わず野菜類が欲しいというのは現地の冷凍の効かない食材不足なのかな?と感じました。


・仮説住宅がまだ完成していない。



など等


まだまだ問題点がありました。きっと聞けていない事もまだまだ多くあるのであろうと考えます。


今回金銭的、物資的、人員的支援にご協力いただいた多く皆様本当に有難う御座います。

炊き出しを行うには非常に大きな労力と予算が必要になる為定期的に行えるかは分かりませんが引き続き自分達が出来る事を定期的に行って行きます。

炊き出しご協力有難う御座いました。


今回の事で非常に強く感じた事をまとめます。


・4ヵ月経つとある程度ライフラインが整備され始めているので本当に困っている被災直後に炊き出しや食料を届ける事が必要。


・炊き出し調整窓口と現地の連携が完全な物ではない。改善が必要。


・大きな予算を使ってこちらから炊き出しに行くより、とにかく新鮮な食材を届け現地住民で動ける方達で地域の食を賄っていただく形が効率的で費用も食材費に回せたりする為効果的でもあると考える。


・炊き出しの際のエネルギー(主にガス)に関してのルールでガス販売者が緊急時に30分以内に到着できる範囲という事でプロパンガス確保にかなりの労力がかかった。

 

当日は現地のガス会社 


有限会社小森商会 様に手配をお願いさせていただきました。

小森商会様はガスの他に

・5升炊き炊飯器

・30ℓほどの鍋

・ガス火用コンロ


等も一緒にお借りする事が出来、現地での炊き出しの際に良くお声がかかるそうです。

又小森社長はそのようなレンタル品の費用はほとんどとらず現地までの交通費なのでは?くらいで手配してくださいました。

※費用に関しては4月14日時点の事です。


小森社長は


「炊き出しに来てくれて本当にありがとう。そんな皆様から費用は頂けません。感謝します。現地でも多くの知り合いを亡くしました。まだまだこれからなんとか頑張って復興して行きます。有難う御座います。」


とお話下さいました。



今回行った炊き出しから多くの事を学び、次に活かす為に不慣れでは御座いますが活動報告をまとめさせていただきました。


引き続き物資の支援など等効果的に行える事をしっかり考えてみんなで行動に移し復興を目指いしましょう。



担当

能登














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